映画の撮影で出てくる流れ橋は、まさしく流れ橋でした!
行った日:2019年12月14日(土)
京都府八幡市と久御山市間に架かる流れ橋(上津屋橋)は、昭和28年に架設された全長356.5mの日本最大級の木造橋です。
本橋は、梅雨や台風がもたらす豪雨のため、川の水位があがると、橋桁と橋板が流されるその独特の構造から、通称「流れ橋」とも呼ばれています。
まさしく、令和元年10月12日、台風19号の影響により流れ橋が流出していました。現在は通行止めとなっていました。
流れ橋は、木津川に架かる歩行者専用道路として、地元の人々の利用に加えて、日本の原風景を思わせる木造の風情ある姿から、テレビや映画の時代劇などの撮影で使われています。
また、流れ橋と周辺の浜茶の茶園は、京都府景観資産に登録され、さらに「日本茶800年の歴史散歩」の名称で文化庁の日本遺産にも認定されており、地域の観光スポットとしても注目されています。
上津屋橋は、昭和28年の架設依頼、約60年間で21回の流出を記録しているそうです。
近くには、無料駐車場がありました。
橋板がワイヤロープで橋脚に固定されているため、流されていません。
橋脚には流されてきた流木を堰き止めています。
浜茶の茶畑と流れ橋
早い復旧が望まれますね。