taka-dai’s diary

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自分年金づくり!老後の蓄え方

2018年1月から「つみたてNISA」が始まってほぼ1年半、口座数はどうやら順調に伸びているようです。昨年末時点では、つみたてNISAの口座数は約104万口座、NISA全体の口座数約1246万口座からみればまだ1割にも満たないが、通常のNISAは始まってすでに5年半にもなります。口座開設したものの残高がゼロという口座も一定数あることを思えば、つみたてNISAは毎月継続購入されているわけだし、検討していると言ってもよいのではないでしょうか?

 個人が自助努力で将来に向けて資産形成をする制度としては、何度となく紹介したiDeCoと並んでNISAやつみたてNISAは有利であることは間違いないと思う。

積み立ての運用益が非課税に!お得な制度の仕組みを知ろう

 積み立てた投資信託の運用益には、通常は約20%の税金がかかり、手取り額が減ってしまうが、iDeCoやつみたてNISAの制度を使えば非課税に。制度の仕組みを理解して、お得に使いこなしましょう。


 

つみたてNISA   iDeCo
①いつでも引き出せる ②商品は投資信託ETFのみ   ①原則、60歳まで引き出せない ②商品は元本確保型と元本変動型がある
運用益が非課税 節税メリット 運用益非課税のほか、 掛け金が全額、所得から控除される
20歳以上 投資可能な年齢 20歳以上60歳未満
20年 投資できる期間 60歳まで (運用できるのは70歳まで)
40万円まで 年間で投資できる金額 14万4000~81万6000円 (職業、加入している年金により異なる)
一定の条件を満たした投資信託ETF 主な商品 投資信託、定期預金、保険
定期的・継続的な購入 投資方法 定期的・継続的な購入
いつでも引き出しが可能 出金 60歳まで引き出せない (受給開始年齢は早くて60歳、遅くて65歳から)
車・住宅の購入資金、子どもの教育資金、リタイア後の資金づくり 目的・活用例 リタイア後の資金づくり

税金がお得なのは 

iDeCo

つみたてNISA の2種類

これから積み立て投資を始める人にぜひ利用してもらいたい制度がiDeCoとつみたてNISAです。両制度とも、税制のメリットを受けながら将来的に必要なお金を貯められますが、仕組みが異なります。つみたてNISAは、開始から20年間、分配金や値上がり益が非課税に(通常は約20%の税金がかかります)。対象商品は、投資信託とEFTで、金融庁指定の商品のみなので、初心者でも安心できます。

EFTとは、特定の指数、例えば日経平均株価東証株価指数TOPIX)等の動きに連動する運用成果をめざし、東京証券取引所などの金融商品取引所に上場している投資信託です。EFTは、“Exchange Traded Funds”の略で、「上場投資信託」と呼ばれています。

 iDeCoは運用益が非課税になるほか、拠出した全額を所得から控除でき、所得税と住民税が安くなります。ただし、老後資金づくり制度なので、60歳までは引き出しできません。商品は元本確保型の定期預金と保険、元本変動型の投資信託がありますが、長く続けて大きく増やせる可能性があるのは投資信託です。

私は、60歳まであと数年ですので、自分年金作りは「つみたてNISA」で運用しています。つみたてNISAの場合、基本的には売らずにそのまま保有しておこうと思います。なぜなら、せっかく20年間非課税で投資できるのに、途中で売ってしまうと残りの非課税期間を活用できなくなってしまうからです。